2011年5月31日火曜日

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」アンコール上映!


ユーロスペースで、
6月4日よりアンコール上映が決定した
「ミツバチの羽音と地球の回転」。

震災前から鎌仲監督の
活動に賛同してきた音楽プロデューサーの小林武史さん、
映画監督の岩井俊二さんらも鎌仲監督とのトークショーも
行う予定だそうです。

自然エネルギーのことを考えたい今、
やはり観ておきたい一本です!


映画「ミツバチの羽音と地球の回転」
http://www.cinematoday.jp/page/N0032413


桜月がプロデュースしているcafe松風窓にも、
祝島の応援グッズがたくさん置いてあります。
ぜひ、こちらも見に来て下さい!

★カフェ松風窓
176-0005 練馬区旭丘1-75-11SUN足立ビル2階
http://o-getsu.blogspot.com/p/cafe.html

2011年5月30日月曜日

台風!

東北の方、心配ですね…。
大潮でこの雨。祈りたい気持ちです…。

2011年5月29日日曜日

縄文の権威/小林達雄先生のご講義!


今日は、小林達雄先生のご講演がありました!!
縄文の権威、國學院大学の名誉教授の先生です。
先日、爆問学問にもご出演されていましたし、
岡本太郎さんも、北野武さんも、先生が大好き。

本日の講義内容は…

 日本考古学協会公開講演会
「 劇場空間としての縄文記念物 」

あぁ〜。
「私のために、小林先生はお話しして下さるんだ…。」
と、勝手に感じ入った私。
かぶりつきの最前列中央で、お聞きしました。
 
小林先生の講義、最高でした。
縄文人の生き方、そして、縄文人がどうして
ストーンサークル他の特別な場所を創ったのか。
肚の足しにもならぬ、役に立たぬように思えるものを
200年もかけて…どうして創ったりしたのか。

縄文人が、目の前にいて話してくれてるような…
そんな講義でした。
先生の話を聞くと、益々縄文時代が好きになる!

春分や秋分、夏至冬至に太陽が昇ったり沈んだりする
場所をしっかりと示すストーンサークルや土手。
これは、彼らが祭りする場所に必要なハレの日のための装置。

どんなパフォーマンスをしたんだろう。
私は、剱舞と歌を歌う者なので、どんな祭祀をどんな風にしたのか、
どんな舞を、どんな歌を歌ったのか、どんな所作をしたのか、
どんな道具を持って、どんな風に祈ったのか。
そういうことに興味があります。

先生のお話を聞いていると、
私なりの縄文人の世界が見えて来るようで…
桜月流の真髄にある人と自然が和そうとする文化の方向性は、
縄文からの流れであり、これは絶対に正しい文化だと改めて確信します。

そして… 元気がでます!





左から藪ちゃん(先生のお弟子さん)
真ん中、小林達雄先生!
右は私です。

先生にサイン書いて頂きました。
(毎回、書いて頂いている…)

先生、益々お元気で。
これからも、ずっとずっと
縄文人のことを教えて下さい!



先生のお話の後、研究発表として、6名の講師の先生が
「考古学から古代祭祀構造を考える 〜神道考古学の方法論と展望跡〜」と題された研究発表をなさいました。
國學院大学での、考古学学会の総会。懇親会にも混ぜて頂き…全く場違いな私。
まわりは、考古関係者か、インディジョーンズばかり。
でも…小林先生に「土偶」イギリスツアーに同行させて頂いた経験のある私は、
な〜んとなく、この考古学の輪の中にちゃっかり存在するという特技を持たせて頂いているのです!

小林先生、國學院の考古学研究所の先生方、生徒さん皆さん、いつも本当にありがとうございます。
縄文人の素晴らしさは、ここからもっともっと発信されてゆくと思います。

縄文人は、となりの記念物(ストーンサークル等)をまるまる真似たりしない。
意地があるんです!独自性を出すんです。自分で自分達のムラで、独自性のあるものを創造します。
例え美味しいと思っていても、一種のものだけを食べ続けて種を絶やしたりしない。
何でもかんでもいろいろちゃんと食べるのです。
祭祀のためのお道具もあります。なくても生きていけるような…土偶、石剣、勾玉なんかを
超 長時間をかけて作り、そこに目に見えぬ世界観を見える形にして表現するのです。

先生は、おっしゃいました。東名人間は見えない。でも包帯をまけばその姿が見える。
そんな風に、縄文人は自分達の世界観を目に見える形にして表現するんです。

私も、縄文人のようでありたいです!
私の剱舞にも、歌にも、そういう息吹を込めたいです!

2011年5月27日金曜日

裁判というものを経験したことがありますか?

朝稽古の後、突然電話がかかって来て…
友人が、裁判に勝訴したというので。

なぜか、私まで千疋屋さんのメロンジュース(¥1500)を
ご馳走してもらってしまいました!!



なんてラッキーっ。
なんて美味しいっ!!




こんな風に
目の前で
シェイカーから
注いでくれました。


ほーっっっっ。
心の底から
健康になります。
メロン大好き!
マスクメロン、メロン!!


しかし、原告だった本人は、相当に消耗したとのこと。
「二度と裁判はしない、何があってももう絶対裁判はしない」
そう、言って、自分はものすごいマンゴーのパフェを食べていました。

裁判というものは、心身ともに消耗し、脳みそがウニになり、倒れそうになりながら
大変難しい論理の困難に立ち向かわなければならないそうです。
その日々、3年。かなり、しんどかったようでした。

マンゴーパフェ、ゆっくりした気分で食べられて良かったね。
私まで、メロンジュース、ありがとうねっ!!

2011年5月26日木曜日

富士山という山は、日本人と一つですね。


こんな青い山、
本当にどこにもありません。


私の父も
富士山が大好きで、
いつも何かあると富士山を
仰いでいました。

だからでしょうか。
私も、どうしてか
富士山を見るのが大好きです。



これは、静岡県側から
見た富士山です。
父は小さい時から、
この光景を見上げて
育ったわけです。









富士山をぐるりしたことがありますか?例えば、東京の方から富士山を見てゆくと、
東名で御殿場あたりから富士山が右側に大きく見えてきます。
そうして山梨側の富士山を越して、
静岡側へ降りて、富士宮の方から朝霧高原のあたりを通って
またまた山梨側の本栖湖や西湖を通って山をぐるりするのです。

富士山の表情って、各方面から見上げてみると
全然そのお顔が違うんですよね。

竹取物語では、
不死の山(ふしのやま)とされる
富士の山。

亡くなった人の魂は、
空と山の接点である
“山の端(は)”にいると
古代人は思っていたといいます。

山の端は、その場所に行くと
もう空との接点じゃなくなってしまって
山の端じゃなくなってしまう…。

だから、絶対に辿り着けないんです。
だから、遠くから見上げるばかり
遠くから眺めるばかり。


そうして、皆、富士山を
仰ぎ見つつけて来たのかな。

喜多郎さんも、毎年
富士山礼賛という奉納演奏をされています。
日本人の心がある場所の象徴なんでしょうね。
桜月流もご一緒させて頂いたことがあります。
朝、ご来光が昇って来ると共に、喜多郎さんの
シンセが最高潮に達します。
喜多郎さんが、富士山と太陽と一体になる瞬間を
私も見ました。

伊勢の近く、三重県の二見ヶ浦からも海の向こうに富士山を見ました。
晴れていれば、飛行機からもいつも見えますよね。

富士山を見ていると、
こんな風に、雄大で大きな存在になりたいと、心から思えてきます。


そして、
清らかな
晴れ晴れとした
気分になります。

そういう富士山は
いつまでも瞼の中に
残っていて
いつでも
思い出せる存在になります。

私にとっても、
いくつかの忘れ難い
富士山の風景があります。

その時を思い出すだけで、
その瞬間にタイプトリップできます。
そういう力がある山ですよね。

2011年5月25日水曜日

佐治晴夫博士の新しいウェブサイト「14歳のための時間論」!

cafe松風窓で、佐治晴夫先生が「14歳の物理学」刊行記念レクチュアを
開催して下さったから、あっという間に4ヶ月が経ちました!

早々に増刷になり… 
そして、なんと14歳本の第2弾「14歳のための時間論」の
ウェブサイトがアップされることに!

出版社である春秋社の松澤さんからご連絡をいただきました!
そのサイトを今日はご紹介します。
このサイトから、またご本が生まれるのだと思います。

「時間」というものの考え方が全く変わって来る…。
なんだか、冒頭読んだだけで元気がでてきました!

ぜひ、アクセスしてみてくださいっ。
不思議の国のアリスにでもなったような気持ちで
私は先生のお話にwebの中で聴き入ってしまいましたっ。


「14歳のための時間論」
http://www.shunjusha.co.jp/web_shunju/01_timetheory.html

2011年5月23日月曜日

福島県三春の滝桜の下で歌う「花数え歌」の動画をアップしました!


今春、4月。
福島県三春の滝桜の下で
私は「花数え歌」を歌わせて頂きました。

美剱舞という技芸を伝える者として、
何かこの時期に、福島で出来ることはないか…
それを求めて、私たちは滝桜のもとを訪ねました。

千年の巨木の滝桜。
生も死も、地震も津波も原発も…
全てを見守って尚、神々しく
そこに在り続ける滝桜。

今年も、ただただ美しく気高く…
滝桜は生命力に満ち満ちて咲いていました。

例年に比べると
一割ほどの人出だったという滝桜。

いつまでも美しい桜の咲き続ける福島=日本であるよう
祈りを込めて…この地を訪ねました。




















春を告げる「花数え歌」。
満開の前日の早朝
そぼ降る霧雨の中で歌っています。

全くの無風状態で、
あたかもスチール写真のようにも
見えますが、これは動画です。
最後まで見て頂けると、
それが動画であると
わかって頂けると思います!

ぜひ、ご覧下さい!

http://www.youtube.com/watch?v=_1qDTtG4jko





























   

販売再開! 宮城 「かき徳」のかきグラタン!!超美味しいっ。


これは、本当に美味しいっ。
宮城県、かき徳さんの
「かきグラタン」絶品なのです!

皆さんも、ぜひ食べてください。
かきが隙間なくころころと入っていて、
その新鮮なオイスターの美味しいこと。

ホワイトソースも、チーズも
全体揃って美味しいっ。
販売再開。
今、私が超オススメの御取り寄せです。
(ほたてグラタンもあります!)

かき徳 ホームページ
http://www.kakitoku.co.jp/

2011年5月21日土曜日

愛の向こう側

家族のように親しい人とほど喧嘩もするし、
大切な人ほど自分の尺度でその人を測ったり心配したりします。

喧嘩して言いあったり、心配して泣きそうになったり。

でも、こういうのも、本当に生きていればこそですよね。
死んじゃったら、喧嘩も心配もできないのです。
人と人が本当に仲良くするためには、ちゃんと話して理解し合うということが大事だと思いますが
時にそれを諦めたり、それを面倒くさく思ったりすることが積み重なると…絵空事がいっぱいになる。
そうなると、手が付けられない。
だから、ちゃんと話して相互理解を深めておくとよいのですが。
それができない時があると…友人の女性が言いました。


愛の裏側は、「憎」だと、よく言いますが
愛の向こう側には「寄りそう心」があるといいんでしょうね。

ま、言うのは簡単なのですが。

2011年5月20日金曜日

断捨離?? ブームなんですか?

うちに、すずめの子が来てから、朝から昼間、テレビをつけなくなりました。
なるべく自然界の音のまま、聞かせてあげたいと思うので…。

それで、ワイドショーなるものを見なくなっているのですが。
何でも、断捨離というのがブームだとかで
私の周辺でも、「断捨離しました!」と、当たり前のように声をかけられる。

最初、何の事やら。
そしたら、何でも、大掃除して身も心もきれいになる的な
ひとつのブームなんですね。

ちょっと前まで、「もったいない」と言っていて、
今度は、「断捨離」。

日本人は、色々忙しい〜っ。

でも確かに、ちゃんと捨てたら、もう無駄なモノを買わなくなるかもしれませんね。

2011年5月18日水曜日

みたらし団子を作った。あれは…イカか?


みたらし団子を作りました。
俳優で友人のSくんと、
みたらし団子の話が出て。

みたらし団子を作ろう!
と思い立ったのでした。

みたらし団子は
私の故郷である
京都/上七軒にも由来があるお団子。
秀吉が北野天満宮での大茶会を開いた時、
ある女性が差し出した団子があまりにも
美味しくて…そこに7軒のお茶屋を
出すことが特別に許された。
そのお団子が、みたらし団子だったのです。

もともとは、神饌です。
下鴨神社では、親王の女君が御仕えすることになっている斎王が、みそぎをする日に
特別な扇形の竹串にお団子をさしたものを神様に捧げていました。
その後、参拝の者たちにも分けられ…無病息災を祈る団子として、各家庭で焼いて食べたそうです。
これがみたらし団子の発祥です。

その後、斎王が禊ぎをする御手洗の池のまわりでは、土用の丑の日に、現在のようなみたらし団子が
売られるようになったとか。
その昔、後醍醐天皇が行幸された時には、その池からこんこんと湧く
わき水の水泡が、ブクっとひとつ。そして、ブクブクブクブクっと4つ続けて現れた…。
ということから、京都のみたらし団子は、小さな5つの団子が串に連なっています。
しかも、最初にひとつ、少し間をあけて4つと、並びます。
人型をかたどった形とも言われ、これを食べるとやはり健康でいられるのです。

だから、みたらし団子は神饌なのです!
祈りが込められているのです。

そんな彼との話から、私はずっとみたらし団子が気になっていたのでした!

さて、私のみたらし団子の出来なのですが。
そのタレは、最高の出来でありました!!!
京都のみたらしは、黒糖を入れます。

とにかく、美味しいタレに仕上がりました。
昆布だしに、砂糖類、水飴、濃い口醤油、そして、葛。
葛でとろっとさせます、片栗ではいけません。

しかし…、
しかし、団子が!!



上新粉から作る団子が。
蒸して、練って…その団子が。
丸まりません。

あれは、何だったのか。
あれは…イカです…。

























あれは、白いイカです。
それを見て、それを作っている自分が可笑しくて可笑しくて。
夜中にひとりで爆笑してしまいました。

AM1:00から
作り出して、
5:00に団子を
焼いて、
食べました。

一番左のを見て下さい。
これは、イカですね。
食感は完全にお餅です。
団子じゃなくて、お餅でした。

イカを作った後、
再挑戦したので
何とか丸い団子も
できました。

でも、これは、
現代的製法なので私としては、ちょっと満足できないのです。



右にあるのが、
イカ型みたらしです。

みたらしのタレは
超絶品です!

しかし、団子は
納得できません…。

団子じゃなくて
焼きもちみたい
なんですよね…。

練った搗き方の
問題だと思われます。

次回の挑戦記を楽しみにしていてください!

2011年5月17日火曜日

安曇野、山葵畑の風車!



仕事で、安曇野へ。
山葵畑の風車!

水流の音の心地よきこと。
心が洗われました。


日本は本当に水が美しいです。
こんな国はないですよね。

私も、今新作の
剱舞の振付けをしていますが、
インスパイアーされまくりの
一日でした!

2011年5月16日月曜日

紫陽花のつぼみ!


大好きな紫陽花の季節が
やってきました!

こんなにつぼみがいっぱい。
私は、おばぁちゃんと同じく
青紫陽花が大好き。

雨とあじさい…


さて、しかし
私は、もう3年、
かたつむりを見ていません。

今年こそ、かたつむりと
会いたいと思っています。

2011年5月15日日曜日

パンダのマーク、WWFに参加しました!



森を守り、海を守り、
絶滅してゆく動物達を守る。 
そして、原子力に頼らない自然エネルギーに支えられた未来をつくる…。


このパンダのマークで有名なWWF の活動に、私も賛同。
会員になりました!












例えば、会員が10人集まれば
ベンガルトラの密猟のために仕掛けられた罠が撤去できる、とか。










山口の祝島に住むカンムリウミスズメの危機は、
上関原発の開発にあります。
絶滅危惧種の動物達がたくさんいます。
私たち人間と接したばかりに、絶滅してしまう子達です…。
それは、あまりにも哀しいことです。

出来る限り、救われてほしい。
美しい森や海があるから、人も、動物も、鳥も、花も…。皆、幸せに生きていられるのですから。

個人ではできることが少ないですが、
WWFならできることが、きっとあると思うから…支援することにしました。


皆さんも、WWFのページにアクセスしてみてくださいっ。
月々500円の支援からでも、参加できます!

http://www.wwf.or.jp/join/support/

warabi 蕨 わらび 



道場の後…

福島から届いた野菜ボックスのもとに
皆が集まって!!




















あれこれ、皆で野菜を使って料理を作ってくれました!
画像を追加
サラダ、きんぴら、おひたし、春巻き、天ぷら、あえもの。
あれやこれやのお料理に大変身!














皆でわいわい、
ペロリと食べました!


しかし、
テーブル手前に置かれている
春の食材…「わらび」なのですが、
この「わらび」の食べ方が
わからない!!
灰汁の抜き方がわからない!!

なんでも、重層いれていろいろするみたいで…。
この子だけは、まだ次回にしよう、ということになりました。

皆さんは、自分で「わらび」でお料理を作った事がありますか?

私は、ふきとか、たらの芽とか春春しい青しぶのお味が大好き!
もちろん、わらびも好きなのですが。外食の時にしか食べた事がなくて…。

びっくり恥ずかしい体験なのでありました!

明日は、安曇野で、剱舞をご披露してきます!










2011年5月11日水曜日

桜月道場のレッスン時間が昼間へ移動しました!

震災から2ヶ月ですね。
いまだ、大変な避難所生活をされている方々には、
この「11」という数字が何度やってくれば、心の平安に届くのか。
本当に考えさせられます。

静岡の原発が止まるという英断がくだされて、ひとりひとりが考え立ち上がる時ですね。
国民全体の努力は必要ですが、何とか、一丸となって頑張りたいものです。


桜月流でも、夜行っていた道場の稽古時間を、
昼間に全部移動しました。

OLの方々は、土日しか参加できなくなってしまいますが、
節電を考えると、夏に向けては特に、
こういう小さな努力が大切ではないかと考えています。

本日は、12:20〜 西早稲田の道場にて
レッスンがあります!

2011年5月10日火曜日

朝日が降りそそぐ海にむかって、剱を振る!


鹿島、香取の旅で、
名だたる剣豪たちも、
この鹿島の海を見たはずだな…
この香取の千年杉を見たはずだな…
などと思うのは、感慨深いものだったし、
それを600年後の人間がこうして
考えているということの「時のつながり感」
というものに感動していた。


最近は
箱根か、富士山を見上げる湖畔で
ひとり稽古に籠ることが多かった私でしたが、
何だか去年の夏合宿ぶりに、明け方の砂浜で剱を振りたくなりました。


谷口さんに製作してもらった “神谷モデル”の木剱を2本と、桜鈴を持って、出かけました。

清々しい早朝の風。
気持ちいいこと。
潮騒の音に耳を傾けながら…地球ぐるりとつながるような気持ち。
広いなぁ。不思議だなぁ。

私は、この砂の上に本当に立っているのか、
空にぶら下がっているのか、海に引き寄せられているのか、風に浮かんでいるのか。

そんな朝から急ぎ戻って、
ゴールデンぶりに桜月の舞台稽古に合流すると…、人がこうして生きて剱を振るというのは
改めて素晴らしいことだなぁと、しみじみ思った。

ここにも海があったらな。
稽古場を完全屋外にする方が、今の時代では贅沢な稽古になるのかもしれません。

2011年5月8日日曜日

香取神宮参拝。そして、香取神道流の道場へ。

前日、鹿島神宮を訪れた私たちは、
翌日、香取神宮へ参拝しました。

この東国を守るような対になった武の神様の住まうところ。
不思議に神聖な地、ナマズをおさえる要石が横たわる地です。

朝、神宮を参拝し、香取神道流の祖、飯笹長威斎先生のお墓をお参りして…
そして、香取神道流の道場をお訪ねしました。
お話をお聞かせ頂いた、大竹師範のお話は、4時間にも及ぶもの。
生涯の機会であったと思います。
こちらをお訪ねした訳も、その内容も、
詳しくは、ここに書く事ができないのですが、私にとってもこの旅はかけがえのない奇跡の旅でした。

私は、大竹先生に8年、憧れ続けていたので…
前夜は一睡もできず…。本当に子供の遠足のような朝を迎えてのこの日でした。

日本に残る、最高峰の古武術の流派。

兵法とは、人の心を平らかにする道である

御年、85歳となられる大竹先生。
先生と同じ空気の中に立ち、先生の剣術の風、気配、息吹を、この肌で直接感じさせて頂いた経験は
生涯の経験であり、一生忘れる事の出来ないものになりました。

今回は、さる方をご案内しながら、松木君と共にこの地を訪れました。

稽古精進あるのみ。
武の神様のご加護は、その道に命を賭けた者たちのみに与えられる者なのだと、心から感じました。

詳しい事をしるす事ができないということ、
それから興奮さめやらぬ状態であること、
その両方により、うまくここに書き表す事ができませんが
今、ここにこられのことだけ残すことに致します。

2011年5月5日木曜日

鹿島の地













鹿島新当流のご宗家にお会いし、師範先生、方々のお話を拝聴する。学び深き。

塚原卜伝の墓を訪ね、鹿島神宮参拝。武甕槌神。武の神住まう地。鯰を押さえる要石。

友と武術を考える旅。
明日は、香取神宮、香取神道流を訪ねる。

身体と掛け声のこと、間合いのこと、身に覚えこます剣歌。生涯が鍛練修業という道。

江戸時代からの光窓。鳥のさえずりと共に剣の打ち合う音。
贅沢な学びの時。

2011年5月3日火曜日

世界一の大藤に会う。5月おススメのスポットです!


花の芸術村 あしかがフラワーパーク
は、桜月流の育ての親のような場所です。

そして、園長の塚本こなみ先生は、
私の恩師であり姉であり母であるような存在です。

先生が命をこめてお育てになっている
大藤の花々が、まさに見頃。

本日、弟がそのフラワーパークへ行ってきてくれました!

本当に心があらわれる…命長らえる…
そんな風におもわせられる藤の花。

世界一の大藤です!

ゴールデンウィーク中、ぜひ、お運び下さい!
5月、最も、美しい場所をご紹介するとしたら、ここしかありません。



源氏物語の中心は、
紫ゆかりの物語ですが
その紫の根源であるリンク
藤壺(光源氏が最初に愛した女君)は、
まさに、この藤の花そのものの
美しさを象徴した女性でした。

日本には、桜のあと、
この藤の季節がやってきます。
日本の春の美しいこと。


日本人に生まれて、よかったなぁと、思わされます。  http://www.ashikaga.co.jp/

パリ、クープランの教会のパイプオルガンです!



こういう石造りの教会建築を
日本でもしてくれないかなぁ。

と、
思いつつ…

久々に、
オルガンの練習をした私。

震災以来
2回目です。

新しいコラールと
アルビノーニの
アダージョを練習中。


さて、
明日から
私は武神住まう地、
香取神宮、鹿島神宮へ行って参ります!
私が、切望していた大師範の先生にやっとお会いできる…。
眠れないほど、嬉しくて子供の遠足以上に興奮状態の私です。

2011年5月1日日曜日

桜の下、剱の舞 動画アップしました! 棚倉のしだれ桜


 棚倉のしだれ桜 (福島県)

桜月流美剱道 宗家 神谷美保子

  
 
「 花 舞 」 
石剱と桜鈴をもちて 〜動画〜


http://www.youtube.com/watch?v=STC41Hpn6Zk